木下 大海

HIROMI KINOSHITA

収入も練習時間も諦めたくない
家族を養いつつトップを目指す新しい道

収入をとるか、練習時間をとるか。
20代の若手ゴルファーの働き方は2択だった。

風穴をあけたのがライザップゴルフだ。
入社前は、個人でレッスンを行うことで生計を立てていた。
当時の収入は15万円程度。子どもが2人いるため、経済的に余裕とはいえなかった。
試合費用は両親や、支援者からの援助で成り立っていた。

そこに、声を掛けてきたのが大学の後輩の山本太郎だ。

「ゴルファーが収入と練習時間を両立できる制度をつくるのを手伝ってほしい」という誘いだった。
両立に失敗し夢を断念した人たちの存在も知っているし、自分自身にとってもぜひ実現してほしい話である。
こうして山本と一緒にライザップゴルフでアスリート支援制度をゼロから創りあげていくことになった。

実際に自分がアスリート支援制度を利用して感じたのは、経済的に安定しながら練習もできる心安さだ。急な欠勤にも対応してもらえるし、シーズンオフには多めにシフトを入れて稼ぐことも可能。

練習時間も確保できるし、ライザップが協賛するKBCオーガスタゴルフトーナメントの存在も大きな魅力だ。試合費用は自分でまかなえるうえ、以前よりゆとりを持って家族を養うことができている。

現在担当するゲストは15名程度。
多くの人たちの目標達成に貢献でき、喜びを共有できるのがやりがいだ。

印象に残っているのはスランプに陥り、打球が前にも飛ばなくなってしまったゲスト。
簡単な動きから始め、小さな成功体験を積み上げること数ヶ月後。
「人生初バーディをとりました!」と嬉しそうに報告してくれた時の笑顔は忘れられない。

今の目標は、ゴルファーとしてもトレーナーとしても、関わってくれる人に良い影響を与えること。
自分のプレイを観ることで「ゴルフって楽しそうだな」と思ってもらいたいし、
ゴルフが嫌になってしまった人には、楽しさを思い出してもらえるレッスンをしたい。

アスリート支援制度はまだ始まったばかりだが、
第三の選択肢として非常に価値があるものだと思っている。