RIZAP GOLFで働くスタッフの声

2018.06.24

マンツーマンとグループレッスンのゴルフ指導どちらが向いてる?両者を経験したトレーナーにインタビュー


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トレーナー
甲斐 陽渡(かい はると)

ライザップゴルフ教育ユニット ゴルフチーム リーダー。2016年9月入社。元心斎橋店トレーナー、神戸店副店舗責任者、京都店店舗責任者。前職は他社ゴルフインストラクター。

好きなことを仕事にしたい

車の部品の営業の仕事に就いていた甲斐が、ゴルフインストラクターに転職しようと決めたのは入社3年目の頃だった。

「このままいくと、今後の自分の人生は平凡に終わりそうだなって感じたんです。『車のホイールを売ってこい』と言われても熱が入らないし、楽しくなかった」

「好きなことを仕事に」と考えた時に真っ先に浮かんだのがゴルフだった。
小学校4年生の時にゴルフを始め、タイガーウッズに憧れてプロを目指していたことが強く思い出される。
父親に連れられたゴルフ練習場で、光に吸い込まれるように遠くへ飛んでいくボールが印象的だった。

退屈な日々から刺激を求め、3年勤めた会社を退職。大阪のゴルフスクールに正社員として転職し、朝から晩まで大好きなゴルフ漬けの生活を始める。

しかし、甲斐を待っていたのはグループレッスンのある種の限界だった。

グループレッスンの限界

「グループレッスンでは、とりあえず教えてどんどん前に進むしかなかったんです。時間内に終わらせて、その場だけの楽しさを提供するだけで、本当に上達させてあげられている実感がまるで無かった」

個人レッスンで丁寧に教えてやっと上達することを、グループでひとまとめにして教えても中々効果が出ない。
1レッスン60分の間、多い時は6人もの生徒を担当することもあり、レベルはバラバラ。一人にかけられる時間は僅か10分程度。

「これで合っているか分からない」「できているかどうか分からない」と言われても、一人に時間をかければ他から不満が漏れ出し、時間も過ぎてしまう。グループレッスンが主流の時代においてはどうすることもできずに、歯がゆい気持ちだけが残った。

「100名ほど担当していたので、一人一人の目標も把握していませんでした。でも、そういうものかなと思っていたんです」

自分が求めていたのは、本当にこの程度のやりがいだったのか?
そんな時に目にしたのが「専属トレーナーとマンツーマンの指導で必ず結果にコミット」と掲げるライザップゴルフだった。

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浅はかだった自分

「やっと求めていた環境が見つかった」と、期待して転職したライザップゴルフだったが、初回のゲストとの関係性で自身の浅はかさを痛感することになる。

初めて担当したのは16回コースで申し込みをした男性だった。スコアを80代で安定させたいという目標を達成するためには、スイングを変えてスライス癖を矯正する必要があると予想できた。しかし、「目標に対してとった行動が浅はかだった」と甲斐は当時を苦々しく振り返る。

10回目を過ぎたあたりからショットも変わり、飛距離は伸びたもののラウンド時のスコアが改善しなかった。
その理由は自分の関わり方にあったという。

「スイングの定着に欠かせない自宅学習をやってもらうことができなかったんです。『忙しいんです』とゲストに言われてしまったら、「あぁ、そうですよね』で終わってしまっていて。私自身がライザップゴルフを信じきれていませんでした」

結局目標は未達のまま、セッションは終了。
その後も自宅学習を徹底してもらうことに難しさを感じていた。

望む結果が出せずに焦る甲斐だったが、その後トレーナー人生を一変させる出会いが訪れる。

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覚悟の瞬間とは

そのゲストは、スコア100切りを目指す女性だった。
当時のスコアは130程。いつも通り「練習をしたらスイングの動画を送ってください」と伝えたものの、正直あまり期待はしていなかった。スコア100切りとはいっても、「本当は120くらいになれば良いんです」と言う彼女の言葉からはそこまでの熱量を感じていなかったからだ。

しかし、甲斐が自宅学習の必要性を伝えた翌日、早速練習風景の動画が送られてきた。
甲斐が動画に対してフィードバックを行うと、さらに改善して報告メールをすぐさま返してくれる。

「『7番アイアンでの飛距離を把握しましょう』と言ったら、1ショットごとの飛距離をきちんと記録して持ってきてくれたりしたんです。その後は指示していないのにスイング動画を送ってくださって、いつの間にか自分も長文で返信したり、動画を自分で作って送るなど高い熱量でのやりとりが続くようになっていました」

その結果、1ヶ月で30打ほど縮まるという驚くほど良い結果が出た。自宅学習の重要性やゲストとの密な連絡はこんなにも結果を変えることができるのか。今までの自分はなんともったいないことをしていたのか。その時に、やっと覚悟が決まったという。

「ゲストに『忙しいんです』と言われても、『本当に上達したいんですよね、だったら優先順位を一番にしてください』と自信を持って言えるようになったんです。ゲストとの連絡も当時、店舗で自分が一番取り合っていたと思います」

ゲストにやってもらう以上、自分はもっと努力しなければいけない。
どうすれば忙しい中でも練習時間がとれるかをゲストとともににプランニングし、スケジュール管理を徹底した。
今まで以上に参考動画を作り込み、ゲスト専用の自宅学習プランも考えて、改善点を細かく連絡した。

すると「甲斐さんがここまでやってくれるなら」とゲストの行動も変わっていった。

卒業時に「今までここまでしてくれたトレーナーなんていないです」と涙を流しながら感謝を伝えてくれるゲストの姿を見て、初めて心が震えた。

「以前はセッションを上手く回すことだけを考えていたけれど、ライザップゴルフでは結果を出すことだけを考えていました。自分の指導を泣いて喜んでくれる人がいるなんて思ってもみなかったんです」

無限の可能性

トレーナー業務で大きく成長した甲斐は、現在教育ユニットゴルフチームのリーダーとしてライザップメソッドの確立などの仕事に携わっている。ゲストと接することはなくなっても、当時の経験は今も自身の糧になっている。

「今の目標とは、トレーナー一人一人の実力を底上げして更なるゲストの満足を生むことです。現場出身の自分だからこそできることがあるはずなので、トレーナーの気持ちを汲み取ってもっと熱いライザップゴルフにしていきたいと思います」

ライザップゴルフに無限の可能性を感じるという甲斐の情熱は止まる所を知らない。

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RECRUIT

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成長できる環境がRIZAP GOLFにはあります。
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