RIZAP GOLFで働くスタッフの声

2018.06.24

ツアープロを働きながら目指す人にライザップゴルフがお勧めな理由とは?


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トレーナー
山本 太郎(やまもと たろう)

ライザップゴルフ新宿南店所属のトレーナー。2016年11月入社。趣味はジムで鍛えることと食べること

トレーナーをしながらツアープロを目指す

「目指すはツアープロです。ライザップゴルフのトレーナーからツアープロになった人はまだいないので、自分が1番になりたいですね」

ライザップゴルフのトレーナーは2種類に分かれる。
トレーナー1本で働くか、プロゴルファーとの二足のわらじを履いて働くかだ。
ライザップゴルフと選手契約を結び、ゴルフ指導の傍らツアープロを目指しているトレーナーは全国に数名おり、今回紹介する山本太郎もその一人だ。

資金不足のためプロゴルファーを目指す道を諦める人が多くいる中、ライザップゴルフでは本人の努力次第で収入が増えるインセンティブ制度を導入し、ゴルファーの可能性を広げている。

現役プロゴルファーの指導を受けられることはゲストにとって有り難い一方、大会の成績によっては急遽レッスン日が変更されるなどのリスクもある。それにも関わらず、山本は担当する17名のゲスト全員に高い満足度を届け、継続率・来客頻度ともにトップクラスという実績を持つ。

「結果を出すことでしかスポーツ選手は認められないですからね。1番結果にコミットして、1番ゲストからの信頼度が高いトレーナーにもなりたいんですよ」

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絶好調のゴルフ人生

ゴルフを始める以前の山本は野球少年だった。
小学生で身長は170cmを越え、草野球の監督よりも大きく、恵まれた体格を活かして活躍していた。
そんな12歳のある日、母親の勧めで初めてゴルフのドライバーを握る機会があった。
運動神経の良さから自信気にスイングするも、まさかの空振り。もう一度振っても当たらない。

「野球だったらどこに投げてくるか分からないボールでもガンガン打てるのに、何でゴルフになると止まったボールが打てないんだ?と感じたことから一気に興味を持ったんです」

最初は趣味程度で始めたものの、どんどんゴルフの奥深さにのめり込んでいった。
平日は放課後に300球、休日は1000~2000球の打球練習を毎日欠かさず行った。
すると僅か1年で全日本に出場するまでの実力となっていた。

「これは野球よりもゴルフの方が可能性あるなって思って(笑)その日からゴルフ一色の世界です」

地元の中学校にはゴルフ部が無かったため、近くのゴルフ練習場のボール拾いや掃除をするかわりに練習をさせてもらっていた。1ラウンド約10kmのアップダウンを歩く足腰を鍛えるため、陸上部に所属。まさに全てがゴルフのためだった。

プロゴルファーを目指す山本は、大阪のゴルフ強豪校に特待生として入学。
関西高等学校ゴルフ選手権、全国高等学校ゴルフ選手権、関西高等学校ゴルフ対抗戦などで優勝を飾り、多くの大学から推薦の声を獲得した。

挫折知らずのゴルフ人生。それが崩れたのは大学4年生のことだった。

初めての挫折

プロテストを翌日に控えたある日、友人が誤ってカートを横転させてしまう。山本はカートの下敷きになり、左肩を脱臼してしまったのだ。腱が切れ、至る所に損傷を負った身体ではプロテストはおろか通常の練習メニューをこなすことさえ不可能だった。

「初めての挫折でしたね。『1年はゴルフができない』と言われて。一晩寝ただけで正しい動きなんて忘れてしまうんですよ。それが1年なんて」

絶望かと思えた時期。しかし、振り返るとこの出来事があったからこそ現在ライザップゴルフで活躍している自分がいると山本は言う。

「リハビリや筋トレをして過ごしていた時に、自分が所属するプロライセンスの会長がライザップゴルフの話を持ってきてくださったんです。『練習時間をきちんと確保しながらまとまった金額を稼げる選択肢があるぞ』って」

ゴルフは1試合に参加するために、総額で約100万円もの費用がかかる。資金を貯めるためには、大学卒業後はゴルフ場に所属し、月に20日勤務で月給10万円ほどをもらいながら仕事をしつつ練習するのが一般的だ。

一方ライザップゴルフでは、月16日の勤務でゴルフ場所属以上の給与を得ることが可能。自身の出来高次第によって給与はアップするうえに、練習時間も多く確保することができる。

「20代前半で100万円貯めるなんて簡単じゃないです。親に迷惑をかけたくなかったですし、教えることも好きだったのでライザップゴルフへの入社を決めました」

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想像以上の価値の提供を

ライザップゴルフに入社してから約1年半が経つ中、山本のトレーナーとしての人気はとどまるところを知らない。スケジュール上、担当可能人数であるマックス17名一人ひとりに丁寧で的確なセッションを提供し厚い信頼を得ている。

大会の成績によって1ヶ月前から確定していたレッスン日が変更になっても文句を言うゲストは一切いない。「大会頑張ってくださいね!」「次のレッスンまでに教えてもらったことを練習しておきます!」と熱い応援メッセージをくれるという。

その信頼関係の秘訣の1つは、山本の徹底さにある。

メンタルが結果を大きく左右するゴルフにおいて、どんな状況でも決めるというプレッシャーへの強さを養うことが必要だ。山本はたった1球さえも非常に重要視し、「これがベストスコアがかかっている一打だとしたら?」とあえて強く意識させたレッスンを行う。

「自分のあまりの真剣さにゲストは最初のうちは『何でそこまでするか分からない』って感じなんですよ。でも回を重ねたり、実際にコースに出てみると僕のトレーニングがどれだけ効果を発揮するかが分かってくるんです。初心者の方は、『ひたすら目の前の球を打てば良い。思った場所に飛ばせるようになってから色々考えれば良い』と勘違いしているので、まずはそこから崩していきます」

山本が心掛けているのは「想像以上の価値の提供」だ。
基準の高い山本は「先生がついているのにスコアが伸び悩むなど停滞してしまうなら、その人は先生じゃないです」とハッキリ言い切る。

「自分のレッスンだったらゲストがどれだけ調子が悪くても、2分~3分あれば必ず改善します。ゲストをしっかりリサーチできていれば解決策は見えるんです」

セッション中の的確な指示に加え、山本の人気を不動のものにしているのはメールでの連絡だ。山本は担当ゲスト17名とほぼ毎日メールを交わし、シュクダイの進捗状況、動画でのスイング確認、分析や追加アドバイスなどを綿密にやりとりしている。

そうした積み重ねの結果、ゴルフの握り方を覚えることから始めた未経験者のゲストをたった1年でシングルプレイヤーにもっていくという快挙を成し遂げた。

1人のゲストにここまでかというほど寄り添い、オリジナルのレッスンをつくり上げて結果にコミットする山本。そのモチベーションは何なのか?

「今まではチームメイトでも友人でも全員ライバルだったんですよ。でもライザップゴルフに入ってからは、ゲストは『先生のおかげで今までに打ったことがない球が打てた!』『ゴルフが楽しくなった』と感謝しながら応援してくれるし、トレーナー仲間も大会に来てくれます。それが嬉しいですね」

山本の選手としての目標は、ライザップが主催するKBCオーガスタゴルフトーナメントで勝つことだ。2017年にホストプロとして出場し、予選通過した際にゲストが言った言葉が忘れられないという。

『大勢のプロゴルファーがいるなかで、50人しか決勝ラウンドに行けないけど、そのうちの49人はレッスンなんてやっていないですよね。そこに自分の先生がいるなんて』

「泣くほど嬉しかったですよ。もっと期待に応えたいんです」

セッション、試合。
どちらにも一切妥協することなく高みを目指す山本の挑戦は始まったばかりだ。

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